子供の夜泣き

夜泣きは、幼児期になっても起こる場合があります。幼児期には、脳の発達が著しく、脳波には大人とよく似たノンレム睡眠・レム睡眠の波形が現れます。従って、幼児期の夜泣きは、乳児期の生後6ヶ月から1歳半頃までの夜泣きとは、明らかに異なる性質のものと見られています。その原因は未だ解明されてはいませんが、おそらくは、これまでに精神的ショックを与えられたことや、強く印象に残っていることが、就寝中に意識の表層へ現れてくる現象ではないかと考えられています。例えば、保育園や幼稚園で経験した嫌な出来事、怖いと感じたもの、親にきつく叱られたことなどが、悪夢のようによみがえってきて、無意識のうちに泣き出してしまうものと思われます。

→1〜5歳の子供の安眠法はこちら(専門保育士監修)

子供の夜泣きには、ただ泣くだけでなく、いわゆる寝ぼけた状態になることもあります。無意識の状態でパニックにおちいったように怯えたりします。このとき、子供自身には全く意識がありません。意識が戻って落ち着くまでは、危険な真似をしないよう、見守っていなければなりません。ただ、意識が戻れば(目が覚めれば)、何もなかったように冷静になります。

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子供の夜泣きを予防するためには、①屋外で遊ばせる(運動させる)、②いたずらに興奮させない、③悲しいことやつらいことを聞いてあげる、といったことに留意すべきと言われています。幼児期の子供は体力もついてきて元気いっぱいです。活発に外で体を使って遊ぶことにより、ストレスを発散でき、適度な疲労も得られて、夜はぐっすり眠れると思われます。また、むやみと叱りつけて反感を抱かせたり、自尊心を傷つけたりしないよう、注意や叱責の仕方を考えましょう。さらに親子の対話を大切にし、子供の心にある悩みを親身になって聞いてあげましょう。子供が精神的にものびのびと成長できるよう、夜泣きがなくなるまでの間、子供のメンタルケアに気を遣ってください。

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