赤ちゃんの夜泣き 夫(父親)のできること

赤ちゃんの夜泣き 夫(父親)のできること

生後6ヶ月から1歳半くらいまでの間によく見られる赤ちゃんの夜泣き。これが、赤ちゃんの眠りの浅いことに原因があることはすでに紹介しました。大人の眠りはノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)を繰り返しますが、赤ちゃんはそのような睡眠のサイクルが確立していないため、大人よりも長い睡眠時間を浅い眠りのままで推移します。そのため、体の不調による苦痛だけでなく、音や振動などの外的刺激やこわい夢を見たりする脳の働きによっても目覚めやすく、そのときに不安を感じると泣き出します。

そのようにして大人が寝付いてから夜泣きが始まった場合は、一般に母親が起き出して赤ちゃんをあやすことになります。父親は、男性社員も育児休業制度を利用できる進歩的な企業に勤めている人は例外として、通常は、明日の仕事に差し支えないよう、赤ちゃんの夜泣きの相手は母親任せというケースが多いと思われます。しかし、そのような立場の父親であっても、赤ちゃんの夜泣きを予防するための大切な役割を母親と分担することが可能です。

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父親の育児の分担としては、赤ちゃんの入浴がもっとも一般的と思われます。しかし、それだけでなく、より広い意味で赤ちゃんの遊び相手を務めることが、夜泣き対策として有効なことと思われます。

赤ちゃんを夜9時ころまでに寝付かせることは、健全な育児を行うの上で大切なことです。従って、父親が帰宅してから赤ちゃんの相手をすることができるのは、正味1時間程度の短い時間に過ぎないかもしれませんが、そのわずかな時間でも積極的に赤ちゃんの遊び相手をしてあげましょう。生後6ヶ月から1歳半くらいの赤ちゃんは、周囲への関心が旺盛な上に、はいはいをしたりして活発に動き回るようになります。そこで、おもちゃを使ったりして、赤ちゃんが楽しく体を動かせるように工夫してあげましょう。赤ちゃんとのスキンシップを図れるだけでなく、赤ちゃんにとって心地よい運動やストレスの発散となり、それが赤ちゃんの眠りをより深いものにして、夜泣きの予防につながります。また、赤ちゃんの知能と体の発達にも良い影響があると考えられます。

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