新生児の夜泣きとコリック

新生児とは、正確には生後0日から28日未満の赤ちゃんです。誕生日を第1日として数えれば、生まれて28日間(4週)のほんとうに小さな命です。赤ちゃんには、この時期から、すでに夜泣きとよく似た現象が現れます。ただし、新生児期から始まる夜泣きは、医学上では、6ヶ月頃からの夜泣きと区別され、夜泣きという呼び方はされていません。

新生児期からの夜泣きには2種類あります。ひとつは、空腹を訴えて授乳を求める泣き声です。この夜泣きは、授乳を始めると治まり、授乳後にはすぐにまたおとなしく眠ります。もうひとつは、コリックという腹痛の症状を訴える泣き声です。

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コリックのとき、赤ちゃんは原因が見当たらないにもかかわらず、苦しそうに泣き続けます。これは、ミルクの消化不良や腸のけいれんが原因と考えられています。この時期の赤ちゃんは消化器官が未発達であるため、消化不良によってガスが発生しやすく、それによって腹痛を感じていると思われ、実際、膝を抱えるように丸まったりして、つらそうに大きな泣き声をあげます。また、コリックは午後によく起こると言われています。ただし、この症状は3ヶ月頃までの赤ちゃんに特有の症状であり、4ヶ月頃にはほとんど見られなくなります。

コリックが起きたときの対処法は、まず、赤ちゃんを上向きに寝かせ、足を持って自転車をこぐように動かしてあげます。それから膝の上に乗せ、体を軽く上下してあげます。また、ベビーオイルを手に取り、両手をこすり合わせるようにして温めてから、赤ちゃんの腹部にそっと手のひらを乗せて、時計回りに50回ほどゆっくりと回すように塗ってください。ガスがたまっていることが原因と思われますから、くれぐれも力を入れ過ぎないように、やさしくマッサージする感じで手のひらを動かしてください。

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