赤ちゃんの夜泣きが始まる時期 -2




夜泣きは、すべての赤ちゃんに見られるわけではありません。夜泣きをする赤ちゃんは、大体2〜3人に1人の割合と言われており、夜泣きをしない赤ちゃんの方がむしろ多いようです。「赤ちゃんの夜泣きの原因」で紹介した、赤ちゃんの体内時計と睡眠のリズムのずれを原因とする説が正しければ、大半の赤ちゃんは、朝目覚めて暗くなったら眠る理想的な生活のリズムで育っているようです。また、赤ちゃんにとって理想の生活リズムは、育児をする親にとっても、夜泣きに付き合わされて体力を消耗したりストレスを溜め込んだりすることがないので、快適で理想的な生活リズムということになります。

ただし、そのように夜泣きしない赤ちゃんに安心していても、ある日突然夜泣きの始まる場合があります。その場合は、赤ちゃんの健康状態に要注意であり、原因としては、突発性発疹が多いようです。突発性発疹は、生後4ヶ月から1歳頃によく見られるウイルス感染症で、突然39〜40℃の高発熱をし、その熱によってけいれんを起こす場合もあります。軽い咳や下痢をする場合もありますが、外見的にはさほど異常が見られず、抱き上げてみて初めて高い熱に驚くというケースも多いようです。3〜4日で熱は下がりますが、その頃全身に発疹が現れます。ただし、数日すれば発疹はきれいに消えてしまいます。


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