2歳児の夜泣き|赤ちゃんの夜泣きの原因と対処法 -2




2歳児が夜泣きをする場合、考えられる一般的な理由は、正常な生活リズムが確立していないことです。このころの赤ちゃんにとって理想的な生活のリズムは、朝6時から7時ころに目覚め、午後1時から2時ころにお昼寝し、夜8時から9時ころに寝付くというサイクルです。赤ちゃんは1日に約10時間の睡眠を必要とし、寝入ってから約4時間の間(9時から12時ころ)に成長ホルモンが他の時間の2倍も分泌され、その後、明け方までの間にメラトニンというホルモンが分泌されます。メラトニンには情緒を安定させる働きがあり、夜泣きに対してはこのメラトニンが重要と考えられます。

そこで、2歳児で夜泣きが続く場合に親として考えるべきことは、まず、赤ちゃんにとって理想的な生活リズムを実践し、夜に寝付きやすくなるように、日中には明るいところで適度な運動や遊びをさせましょう。次に、夜は音・振動・光などで赤ちゃんの安眠を妨げないように気をつけましょう。夜間に目を覚ますと、心身の発達に大切なホルモンの分泌が妨げられます。また、忘れてならないことは、赤ちゃんに接するときは、常に笑顔で愛情をもって語りかけましょう。親のつらい表情やつまらない無表情を2歳児は敏感に読み取り、また、かまってもらえないと感じることはストレスとなります。

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